ビタミンE(トコフェロール)

強い抗酸化作用のあるビタミンEが含まれた医薬品です。酸化は「身体のサビ」とも言われ、肌の老化の原因に。 酸化による肌へのストレスを抑え、健康的な肌を目指すことができます。

主な副作用・リスク
便秘、胃部不快感、下痢、発疹

未承認医薬品等(異なる目的での使用)
医薬品医療機器等法上、血管の血流改善により血行をよくしたり、コレステロールを低下させることなどにより、頭痛、肩こり、冷えや動脈硬化などを改善する薬として承認されていますが、美容目的での使用については国内で承認されていません。

国内の承認医薬品等の有無
国内で美容に関する効能・効果が承認されている同一成分の薬はありません。

諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

トラネキサム酸

トラネキサム酸の持つ抗炎症作用により、 シミの一種である肝斑に対して医学的な効果が認められています。 メラニンの生成を抑制することでシミやくすみ、そばかすなどに効果が期待されます。

主な副作用・リスク
そう痒感、発疹等、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、胸やけ、眠気

未承認医薬品等(異なる目的での使用)
医薬品医療機器等法上、全身性線溶亢進が関与すると考えられる出血傾向(白血病、再生不良性貧血、紫斑病等、及び手術中・術後の異常出血)、局所線溶亢進が関与すると考えられる異常出血(肺出血、鼻出血、性器出血、腎出血、前立腺手術中・術後の異常出血)、下記疾患における紅斑・腫脹・そう痒等の症状、湿疹及びその類症、蕁麻疹、薬疹・中毒疹、下記疾患における咽頭痛・発赤・充血・腫脹等の症状、扁桃炎、咽喉頭炎、口内炎における口内痛及び口内粘膜アフタを目的に用いる場合のみ厚生労働省に承認されています。美容目的での使用については保険適応外の自由診療となります。

国内の承認医薬品等の有無
国内で美容に関する効能・効果が承認されている同一成分の薬はありません。

諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

L-システイン

有効成分のL-システインは、皮膚や肝臓での代謝を正常化し、肌のターンオーバーを促進します。ターンオーバーが促進されることで、古くなった角質などが外に出ていくようになるため、ニキビなどの炎症症状がある方にも効果的です。

主な副作用・リスク
悪心 、下痢、口渇、軽度の腹痛

未承認医薬品等(異なる目的での使用)
医薬品医療機器等法上、湿疹、蕁麻疹、薬疹、中毒疹、尋常性ざ瘡、多形滲出性紅斑、放射線障害による白血球減少症の治療として承認された医薬品ですが、美容目的での使用については国内で承認されていません。

国内の承認医薬品等の有無
国内で美容に関する効能・効果が承認されている同一成分の薬はありません。

諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

ビタミンC

メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすの形成を防ぐ効果があります。また、ビタミンCは抗酸化作用があるため、肌にダメージを与える活性酸素を除去し、肌の老化防止やシミ、くすみの改善が期待できます。

アゼライン酸

ニキビの原因菌であるアクネ菌を抑えつつ、皮脂の分泌抑制が期待できます。炎症を抑え、美白効果も期待されています。

主な副作用・リスク
皮膚不快感、 接触性皮膚炎 、 皮膚炎 、 皮膚刺激

アダパレン

毛穴のつまりを改善するピーリング作用のある外用薬です。肌の角質層に直接働きかけ、角化を抑制する効果があります。

主な副作用・リスク
皮膚乾燥(肌の乾燥)、紅斑(赤み)、掻痒感(かゆみ)、表皮剥離(皮むけ)、皮膚不快感(ヒリヒリ感、ピリピリ感)、湿疹、接触性皮膚炎

ハイドロキノン

ハイドロキノンには強力な漂白作用があります。 これにより、現在できてしまっているシミの原因であるメラニンを白くし、シミを根本から無くしていきます。 女性の憧れる、白くて透き通るような肌を実現することができます。

トレチノイン

トレチノインはビタミンAの誘導体で、通常の100倍の生理活性があります。 これにより強力に肌のターンオーバーを促進し、新しい肌の細胞を作り出し、古い角質を剥がすピーリング作用があります。 古い角質が残り続けるとシミやシワの原因となるだけでなく、肌のトーンも暗くなります。 トレチノインで古い角質のピーリングをすることで、トーンの上がった、若々しい肌となっていきます。